CCNA学習25日目|IP Connectivity

青を基調に、中央のルータとルーティングテーブル、OSPFルート・静的ルート・デフォルトルートの流れを図で整理し、「CCNA学習25日目|IP Connectivity」と表示したブログ用アイキャッチ画像。 資格学習ログ

今回は IP Connectivity について学習しました。

ここまで VLAN、トランク、Inter-VLAN Routing、STP/RSTP、EtherChannel と学んできましたが、今回はその先として、ルータがどのように転送先を決めているのか を整理する回となりました。

最初は少し難しそうに見えましたが、実際には 「ルータはルーティングテーブルを見て転送先を決める」 という軸を押さえると、かなり整理しやすくなりました。

Routing Table と Static Route

まず学んだのは、ルーティングテーブル の基本です。

ルーティングテーブルは、ルータが転送先を決めるために参照する経路表 です。

つまり、ルータは何となく送り先を決めているのではなく、ルーティングテーブルを見て、どこへ送るか判断している ということになります。

2台のルータと左右のLAN、ルータ間リンク、show ip route の表示を使って、Routing Table と Static Route の基本を整理したCCNA学習用の図解。
Routing Table と Static Route の基本をまとめた図です。左LAN 10.1.1.0/24、ルータ間 172.16.1.0/30、右LAN 192.168.1.0/24 の構成と、show ip route に表示される Connected ルート、Static ルートの対応を確認できます。

そして Static Route は、管理者が手動で設定するルート です。

動的に学習するのではなく、
「このネットワークへ行くときは、ここへ送る」
と人が決めて登録するイメージなので、最初はとても分かりやすいと感じました。

今回の確認コマンドとして印象に残ったのは、show ip route です。

このコマンドでは特に、次の点を見るのが大事だと理解しました。

  • C がついているネットワーク
  • S がついているネットワーク
  • 次ホップがどこか

Connected は直接つながっている経路、Static は手動で設定した経路、そして next hop はその宛先へ送る次のルータという見方で整理すると入りやすかったです。

Default Route と Longest Prefix Match

R1のルーティングテーブルと宛先IPアドレスの例を使って、172.16.10.50 は 172.16.0.0/16 と 172.16.10.0/24 の両方に一致し、より具体的な /24 が選ばれることと、203.0.113.1 はデフォルトルートを使うことを整理したCCNA学習用の図解。
Default Route と Longest Prefix Match の基本をまとめた図です。宛先 172.16.10.50 は 172.16.0.0/16 と 172.16.10.0/24 の両方に一致しますが、より具体的な 172.16.10.0/24 が選ばれます。一方、203.0.113.1 は個別経路に一致しないため、0.0.0.0/0 のデフォルトルートが使われます。

次に学んだのは、Default Route と Longest Prefix Match です。

Default Route は、行き先がはっきり分からないときの送り先 と考えると分かりやすかったです。

たとえば ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 10.0.0.2 という設定は、
もっと具体的に一致するルートが見つからなければ、とりあえず 10.0.0.2 に送る
という意味になります。

最初は「全部そこへ送るのかな」と思っていましたが、そうではなく、詳しいルートがないときの最後の送り先 という理解にするとすっきりしました。

そして Longest Prefix Match は、複数の候補があるときに、最も具体的な経路を選ぶルール です。

たとえば /16 と /24 の両方が候補にあるなら、より細かく宛先を表している /24 の方が優先 されます。

このあたりは、次のように覚えると整理しやすかったです。

  • Default Route は最後の逃げ道
  • Longest Prefix Match はその前に、より具体的なルートを優先する考え方

Administrative Distance と Metric

Router R1 に集まる直接接続、静的ルート、OSPF、RIP の経路情報を使って、Administrative Distance は異なる情報源の信頼度を比べるもの、Metric は同じルーティングプロトコル内で経路を比べるものだと整理したCCNA学習用の図解。
Administrative Distance と Metric の違いをまとめた図です。AD は異なる情報源の信頼度を比べる値で、直接接続 0、静的ルート 1、OSPF 110、RIP 120 のように小さい方が優先されます。一方、Metric は同じプロトコル内で経路を比べる値で、たとえば OSPF では Metric 10 の経路が Metric 100 より優先されます。

最後に学んだのは、Administrative Distance と Metric です。

この2つは最初かなり混ざりやすいのですが、今回の学習で少し整理できました。

Administrative Distance は、その経路情報をどれだけ信頼するか を表す値です。

つまり、同じ宛先について複数のルーティング情報があったときに、どの情報源を優先するか を決めるための考え方です。

一方で Metric は、同じルーティング方式の中で、どの経路がより良いかを比べる値 です。

自分の中では、次のように分けると理解しやすかったです。

  • Administrative Distance
    どの「情報源」を信じるか
  • Metric
    同じ種類の経路の中で、どの「道」が良いか

この区別が見えてきたことで、
「似ているようで、比べている対象が違うんだな」
と少し納得できた気がします。

まとめ

今回の IP Connectivity 学習では、次の3つを整理できました。

  • ルータはルーティングテーブルを見て転送先を決める
  • Default Route は最後の送り先で、Longest Prefix Match はより具体的な経路を優先する
  • Administrative Distance は情報源の信頼度、Metric は経路の良し悪しを比べる値

今回はまだ入門レベルですが、ルータが何を見て判断しているのか を少しずつ言葉で説明できるようになってきたのは、大きな前進だと感じました。

これまでは「設定する」ことに意識が向きがちでしたが、今回は なぜその経路を選ぶのか という、ルータ側の考え方に少し近づけた気がします。

このあたりは今後のルーティング学習でも土台になりそうなので、焦らず整理していきたいと思います。

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