CCNA学習78日目|Security Fundamentals(第2回)パスワードポリシーと認証要素

CCNA学習78日目のSecurity Fundamentals(第2回)アイキャッチ画像。強いパスワードの条件、パスワード使い回しの危険性、MFA・certificate・biometrics の基本、device access control の考え方を分かりやすく表したCCNA学習記事用サムネイル 資格学習ログ

前回は、Security Fundamentals の第1回として、threat・vulnerability・exploit・mitigation や CIA(機密性・完全性・可用性) といった、セキュリティの基本概念を整理しました。

今回はそこから一歩進めて、より身近で実践的なテーマである パスワードポリシー と 認証要素 について学びました。
ネットワーク機器の設定や設計というと、つい通信の仕組みやコマンドに意識が向きがちですが、実際には「誰が入れるのか」「どう本人確認するのか」も同じくらい大切です。

特にCCNAの範囲では、強いパスワードの考え方MFA がなぜ重要か、そして device access control の基本イメージ を押さえておくことが大事だと感じました。

強いパスワードの条件

まず基本になるのが、強いパスワードとは何か という点です。

今回のキャプチャでは、強いパスワードの条件として、10文字以上大文字・小文字・数字・記号を組み合わせる推測しやすい文字列を避ける誕生日や氏名などの個人情報を避ける と整理されています。

つまりポイントは、ただ複雑にするだけではなく、長くすること と 推測されにくくすること、さらに 他と同じものを使わないこと です。
今回の要点をひと言でまとめるなら、キャプチャにもある通り 「長く・複雑に・使い回さない」 になります。

Security Fundamentals第2回のパスワードポリシー基本図。強いパスワードの条件、危険な使い方、パスワード使い回しが危険な理由を整理している
強いパスワードの条件と、使い回しや推測しやすい文字列が危険である理由を整理した図です。

パスワード使い回しが危険な理由

パスワードで特に危険なのが、使い回し です。

ひとつのサービスで使っているパスワードが漏れてしまった場合、同じパスワードを別のサービスでも使っていると、そこにも連鎖的に影響が広がる可能性があります。
今回のキャプチャでも、「1つ漏れると他のアカウントにも影響」 と整理されていて、とても分かりやすいです。 

また、password や 1234 のような単純な文字列は、そもそも推測されやすく危険です。
使い回しと弱いパスワードが重なると、守りはかなり弱くなってしまうので、ここは最初にしっかり意識しておきたい部分です。

MFA がパスワード単独より安全な理由

次に大事なのが MFA(多要素認証) です。

MFA は、パスワードだけではなく、もうひとつ別の要素 を使って本人確認する仕組みです。
たとえば、スマホに届くコード、認証アプリ、指紋認証や顔認証などがこれにあたります。

たとえパスワードが漏れても、攻撃者は2つ目の要素を満たせなければログインできないため、パスワード単独より大幅に安全性が上がる という考え方です。

今回の学習ポイントとしては、
パスワードは基本の認証
MFA はそれに追加の確認を重ねるもの
と捉えると分かりやすいです。
キャプチャにもあるように、「MFA はパスワード単独より安全。認証を強くすることが mitigation になる」 という理解で十分だと思います。

Security Fundamentals第2回の認証要素とアクセス制御の図解。password、MFA、biometrics、certificate の基本イメージと、device access control の考え方を整理している
MFA、証明書、生体認証などの認証手段と、管理アクセスを守る device access control の基本をまとめた図です。

certificate と biometrics の基本イメージ

認証要素には、パスワードやMFA以外にも certificate や biometrics があります。

biometrics(生体認証) は、指紋・顔・音声などを使って本人確認する方法です。
CISA でも、生体認証は MFA の選択肢のひとつとして紹介されており、特に端末と組み合わせて使われることが多いとされています。

一方の certificate(デジタル証明書) は、少し抽象的に見えますが、イメージとしては 「デジタルな身分証明書」 です。

CCNA学習の段階では、
certificate = デジタルな身分証明書
biometrics = 指紋や顔などで本人確認する方法
くらいのイメージを持っておけば、まずは十分だと思います。

ローカルパスワードが device access control に必要な理由

最後に、device access control の考え方です。

ネットワーク機器は、誰でも自由にログインできてしまう状態では困ります。
そのため、適切なパスワードを設定し、不正な管理アクセスを防ぐこと が必要になります。今回のキャプチャでも、device access control とは 「誰でもログインできないようにする」「適切なパスワードで保護する」「不正な管理アクセスを防ぐ」 ことだと整理されています。

セキュリティの基本は、単に通信を守ることだけではなく、管理用の入口をきちんと制限すること でもあります。

つまりローカルパスワードは、ただ「設定項目としてある」だけではなく、ネットワーク機器そのものを守るための最初の壁 と言えます。
まずはその入口をしっかり守ることが、device access control の基本だと理解しておきたいです。

まとめ

今回は、Security Fundamentals の第2回として、パスワードポリシー と 認証要素 の基本を整理しました。

特に大事なのは、
強いパスワードは長く・複雑で・使い回さないこと
パスワードの使い回しは被害を広げること
MFA はパスワード単独より安全であること
そして certificate や biometrics も認証の手段として使われること です。

さらに、ネットワーク機器を守るうえでは、ローカルパスワードによる device access control が重要であり、管理アクセスの入口をきちんと制限することが基本になります。

セキュリティ分野は用語が多くて少し難しく見えますが、今回の内容はかなり実生活や実務にもつながるテーマでした。
まずは、弱いパスワードを避けること使い回さないことMFA を組み合わせること という基本をしっかり押さえて、次の学習につなげていきたいと思います。

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