Cisco Packet Tracerを使った学習を始めて、15日ほどが経ちました。
最初の頃は、機器を画面に置いたり、ケーブルをつないだり、コマンドを入力したりと、まずは操作そのものに慣れることで精一杯でした。
正直、その時点では「覚えることが多くて大変だな」という気持ちのほうが強かったです。
でも、ここ数日で少しずつ内容が複雑になってきて、ただコマンドを覚えるだけでは進めない場面が増えてきました。
昨日あたりからは特に、「なぜこうなるのか」を考えないと理解しにくい内容も出てきて、ようやくPacket Tracerの学習が操作の練習から仕組みを理解する勉強に変わってきた気がしています。
今日はその中でも、**inter-VLAN Routing(異なるVLAN同士を通信させる仕組み)**の基本を学習しました。
まだ入門レベルではありますが、VLAN、ルータ、default gatewayの役割が少しずつつながってきて、「こういうことだったのか」と思える部分がありました。
15日続けてきて、少しずつ見え方が変わってきた
学習を始めたばかりの頃は、Packet Tracerの画面を見ても、どこをどう見ればいいのかあまり分かっていませんでした。
PC、スイッチ、ルータが並んでいても、「何となくつながっている」くらいの理解だったと思います。
でも、15日ほど触ってきたことで、少しずつ
「この機器は何をしているのか」
「この接続にはどんな意味があるのか」
を意識できるようになってきました。
もちろん、まだ分からないことのほうが多いです。
それでも、ただ画面を見るだけではなく、構成を見ながら意味を考えることが少しずつできるようになってきたのは、自分の中では小さいけれど大きな変化です。
今日学習したのは inter-VLAN Routing の入門
今日のテーマは、**inter-VLAN Routing(異なるVLAN同士を通信させる方法)**を理解することでした。
**VLAN(仮想的にネットワークを分ける仕組み)**は、1台のスイッチの中でもグループを分けて、別々のネットワークのように扱える仕組みです。
便利な機能ですが、分かれているということは、そのままでは別のVLAN同士は通信できません。
そこで必要になるのが、inter-VLAN Routingです。
これは、ルータやL3機器(通信の経路を判断できる機器)を使って、別々のVLAN同士をやり取りできるようにする方法です。
言葉だけで聞くと少し難しく感じますが、今日は「分かれているネットワーク同士をつなぐための仕組みなんだな」と、少しイメージしやすくなりました。
なぜ VLAN 10 と VLAN 20 はそのままでは通信できないのか
今日あらためて整理できたのは、VLAN 10 と VLAN 20 は別の論理ネットワークだから、そのままでは通信できないということでした。
ここでいう論理ネットワークとは、見た目の配線ではなく、設定によって分けられたネットワークの単位のことです。
同じスイッチにつながっていても、VLANが違えば別のネットワークとして扱われます。
最初は、「同じスイッチにつながっているのに、なぜ通信できないのだろう」と感じていました。
でも、VLANを設定すると、同じ建物の中にいても別の部屋に分かれているような状態になると考えると、少し分かりやすい気がします。
つまり、物理的には近くても、ネットワークとしては分かれているので、そのままでは相手に届きません。
そこで、間をつなぐ役割が必要になるわけです。
ルータは VLAN の間をつなぐ役割をしている

今回の学習で印象に残ったのは、ルータはVLAN間通信の中継役をしているという点です。
**ルータ(別のネットワークへ通信を送る機器)**という言葉は前から知っていましたが、これまでは「何となく難しい機械」というイメージが強かったです。
でも、inter-VLAN Routingの話になると、役割が少し具体的に見えてきます。
同じVLANの中であれば、スイッチの中で通信できます。
一方で、別のVLANへ通信したいときは、それだけでは届きません。
そこでルータが間に入り、別々のネットワークの橋渡しをしてくれます。
こう考えると、ルータはただ難しい設定をする機器なのではなく、分かれたネットワーク同士をつなぐために必要な存在なのだと、少し理解しやすくなりました。
default gateway が必要な理由も少し分かってきた

今日は、**default gateway(別のネットワークへ出るときの最初の送り先)**がなぜ必要なのかも、以前より少し理解できた気がします。
PCは、自分と同じネットワークの相手には直接通信できます。
でも、自分のネットワークの外にいる相手へ送る場合は、「まずどこへ渡せばいいのか」を決める必要があります。
その最初の渡し先が、default gatewayです。
今までは「設定する項目のひとつ」としてしか見ていませんでしたが、今日は
「別のネットワークへ行くには、最初に渡す相手が必要で、それがdefault gatewayなんだ」
と考えられるようになりました。
こういう言葉は、単語だけで覚えるよりも、実際の構成の中で役割を見るほうがずっと分かりやすいと感じます。
シンプルな構成でも、考えることは意外と多い

今回の学習では、PCが2台、スイッチが1台、ルータが1台という、比較的シンプルな構成を使いました。
機器の数だけ見ると簡単そうに見えますが、実際には考えることが意外と多いです。
どこまでがスイッチの役割なのか、どこからルータの役割になるのか、そしてPCが別のネットワークへ出るには何が必要なのかを、ひとつずつ整理していく必要があります。
こういう内容は、本を読むだけよりも、Packet Tracerで構成を見ながら考えるほうが理解しやすいです。
画面で機器のつながりが見えるだけでも、ネットワークの流れをイメージしやすくなります。
今日いちばん詰まったのは trunk 設定の確認だった

今日は理解が少し進んだ一方で、**trunk(複数のVLANの通信をまとめて通す設定)**の確認で少し詰まりました。
特に、スイッチポートのtrunk設定をコマンドでなかなか確認できず、少し迷いました。
設定したつもりでも、「今どうなっているのか」が分からないと不安になります。
最終的には、
show running-config interface fa0/24
のコマンドで確認することができました。
これは、指定したインターフェースの現在の設定内容を見るコマンドです。
今回のように「そのポートにどんな設定が入っているか」を確認したいときに役立ちました。
ただ、このあたりは使っている機器の種類によって少し見え方や仕様が違うこともあるようで、思った通りに確認できない場面があるのも難しいところだと感じました。
ただ設定するだけでなく、確認する力も必要だと感じた
最近の学習で特に感じているのは、CCNAの勉強はコマンドを打てることだけではなく、状態を確認しながら考えることがとても大切だということです。
最初の頃は、コマンドを入力するだけで精一杯でした。
でも、内容が少し複雑になってくると、
- 本当に設定が入っているのか
- どのポートに何が設定されているのか
- 今どこまでできていて、どこができていないのか
を確認しないと、前に進みにくくなります。
今日のtrunk設定確認で詰まったのも、まさにその部分でした。
ただ設定するだけでなく、どこを見れば確認できるのかを知ることも、理解を深めるうえでかなり大事だと思いました。
学習が少しずつ「暗記」から「理解」に変わってきた気がする
Packet Tracerを始めた頃は、とにかくコマンドや用語を覚えることで頭がいっぱいでした。
もちろん今も覚えることは多いですが、最近はそれだけではなく、なぜその設定が必要なのかを考える時間が少しずつ増えてきました。
今日の学習でも、
- inter-VLAN Routingは、異なるVLAN同士を通信させる仕組み
- VLAN 10とVLAN 20は別のネットワークなので、そのままでは通信できない
- ルータはその間をつなぐ役割を持っている
- default gatewayは、PCが別のネットワークへ出るときの最初の送り先
ということが、少しずつつながって見えてきました。
まだ入門段階ではありますが、最初の頃よりは「ただ覚えるだけの勉強」ではなくなってきた気がします。
そう思えるようになっただけでも、15日続けてきた意味はあったのではないかと思います。
まとめ
今日は、Packet Tracerを使ってinter-VLAN Routingの基礎を学習しました。
今回の学びを自分なりに整理すると、
- inter-VLAN Routingは、異なるVLAN同士を通信させるための仕組み
- VLANが分かれていると、そのままでは通信できない
- その間をつなぐためにルータが必要になる
- PCが別のネットワークへ通信するにはdefault gatewayが必要になる
- 実際の学習では、設定だけでなく確認方法もとても重要
ということになります。
まだまだ分からないことは多いですが、最初の頃よりも少しだけ、ネットワークの動きを考えながら学べるようになってきた気がします。
これからもっと難しい内容に入っていくと思いますが、焦らず、ひとつずつ理解を積み重ねていきたいです。

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