こんにちは。CCNA学習69日目です。
今回は、CiscoルータでDNSを使う考え方と、ip domain lookup、ip name-server の意味を整理しました。DNS はサーバ側の仕組みだけではなく、ルータがDNSクライアントとして利用する場面もある、というのが今回のポイントです。
ルータも DNS クライアントになる
ルータは、DNS サーバに問い合わせる DNS クライアント として使えます。
そのため、DNS が正しく使える状態なら、ホスト名で ping や traceroute を実行できます。つまり、ルータ自身が「この名前のIPアドレスを教えてください」と問い合わせているイメージです。
DNS は通信前に相手の IP を調べる仕組み
DNS は通信そのものを行う機能ではなく、通信前に相手のIPアドレスを調べる仕組みです。
名前をそのまま相手に送っているのではなく、まず DNS で名前解決をして、IP アドレスが分かってから通信が始まります。

ip domain lookup は名前解決を使う設定、ip name-server は問い合わせ先DNSサーバを指定する設定です。設定後は、DNSサーバへの疎通やホスト名での動作確認を順に見ると整理しやすくなります。ip domain lookup の意味
ip domain lookup は、DNS による名前解決を使う設定です。
ルータがホスト名を見たときに DNS サーバへ問い合わせられるようにするものです。なお、ip domain lookup はデフォルトで有効になっていることが多く、不要な場合は no ip domain lookup で無効化します。
ip name-server の意味
ip name-server は、問い合わせ先のDNSサーバを指定する設定です。
たとえば ip name-server 192.168.1.10 なら、「名前解決が必要なときは 192.168.1.10 に問い合わせる」という意味になります。ip domain lookup と ip name-server は、セットで考えると分かりやすいです。
DNS を使う前提
DNS を使うには、まず DNS サーバへ届くこと が前提です。
そのため、確認の最初は DNS サーバへ ping が通るか を見るのが基本になります。届かない状態では、名前解決もうまく動きません。
確認の流れ

ip domain lookup は名前解決を使う設定、ip name-server は問い合わせ先DNSサーバを指定する設定です。設定後は、DNSサーバへの疎通やホスト名での動作確認を順に見ると整理しやすくなります。確認は、次の順で見ると整理しやすいです。
- DNSサーバへ ping が通るか確認
- 名前解決機能が使える状態か確認
- 問い合わせ先DNSサーバが正しいか確認
- ホスト名で
ping/tracerouteを試す
まとめ
今回のポイントは、ルータも DNS クライアントとして動けること、そして
ip domain lookup= 名前解決を使うip name-server= 問い合わせ先DNSサーバを指定する
という役割の違いを押さえることでした。
DNS は通信そのものではなく、通信前に相手のIPアドレスを調べる仕組みです。ここを理解しておくと、次回以降の確認やトラブルシュートにもつながりやすくなります。

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