今回は、OSPFでよく出てくる Router ID と Neighbor ID を整理しました。
設定そのものよりも、まずは「何を見ているのか」を理解する回です。
Router ID とは何か
Router ID は、OSPFの中で各ルータを識別するためのID です。
IPアドレスのような見た目ですが、OSPF上でルータを見分けるための番号、というイメージで覚えると分かりやすいです。
Router ID はどう決まるか
Router ID は、次の順番で決まります。
- 手動設定した値
- Loopbackインターフェースの中で一番大きいIPアドレス
- アクティブな物理インターフェースの中で一番大きいIPアドレス
つまり、手動設定が最優先 で、手動設定がなければ Loopback、Loopback もなければ物理インターフェース、という流れです。

OSPFのRouter IDとNeighbor IDの見方を整理した図です。show ip ospf neighbor では、隣接相手のRouter ID、状態、接続インターフェースを確認できます。Neighbor ID とは何か
Neighbor ID は、隣接している相手ルータの Router ID のことです。
自分のRouter IDではなく、「相手の識別番号が何か」を表しています。
show ip ospf neighbor では何を見るか
show ip ospf neighbor は、OSPFでどのルータと隣接関係を作れているか を確認するコマンドです。
主に見るポイントは次の3つです。
- 隣接相手の Router ID
- 状態(FULL など)
- どのインターフェースでつながっているか
特に初心者のうちは、「誰と」「どんな状態で」「どのIFで」つながっているか を見られれば十分だと思います。
学習メモ
今回整理してみて、OSPFはまず Router ID を基準に相手を見ている ことが分かると、出力の意味が少し追いやすくなると感じました。show ip ospf neighbor も、最初は英語が多くて見づらいですが、
Neighbor ID = 相手のRouter ID と分かっていれば、少しずつ読みやすくなりそうです。
まとめ
- Router ID は OSPF 上でルータを識別するID
- 決定順は 手動設定 → Loopback最大IP → 物理IF最大IP
- Neighbor ID は隣接相手の Router ID
show ip ospf neighborでは 相手・状態・接続IF を確認する

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