本日あったことの概要と背景
私は現在、東京都内で妻の実家に同居しています。
義父母、そして97歳になる義祖父と一緒に暮らす、いわゆる「マスオ」です。
義祖父は97歳という年齢ながら、ありがたいことに認知症などはなく、
頭は今もはっきりしています。
ただ、耳が遠く、ここ最近は足腰の衰えが急激に進んできました。
これまで義祖父の生活スペースは2階でしたが、
階段の上り下りがかなり難しくなってきています。
万が一、階段で転倒するようなことがあれば大変です。
そこで急遽、
義祖父の生活スペースを2階から1階へ移すための「宅内引っ越し」
を行うことになりました。
引っ越しに伴って発生した様々な問題
まず、1階に生活スペースを作るための「空間」が足りないという問題がありました。
とにかく物が多いのです。
特に目についたのが、同じ用途の物がいくつも重複していることでした。
オイルヒーターが3台、ストーブも3台。
いずれも今すぐ全てを使うわけではありません。

それ以外にも、
・何年も使っていない食器棚
・人が座らなくなったソファー
・中に何が入っているのか分からないまま置かれている棚
といった家具や収納が、1階のスペースを占領していました。
「まだ使える」「いつか使うかもしれない」
そうして残されてきた物が積み重なり、
結果として“人が安全に暮らすための空間”を圧迫している状態でした。面、
なかなか捨てられないという側面があります。
不要になっている物でも、
「まだ使える」「いつか使うかもしれない」
という理由で残り続けていました。
さらに、
- 1階の家具をどう配置するか
- 何を残し、何を処分するか
- 家族それぞれの意見をどうまとめるか
といった合意形成の問題も出てきます。
加えて、
- 不用品の引き取り日程
- 電動昇降ベッドの搬入日
- 実際に作業を行う家族のスケジュール調整
など、
調整すべきタスクと日程も次々と発生しました。
なんだか家庭内のことも、会社の縮図のようだと感じた
一連の対応を進める中で、
ふと、ある感覚を覚えました。
「これ、会社のプロジェクトとほとんど同じでは?」
という感覚です。
例えば──
- 物が多すぎる問題
→ 在庫を抱えすぎている会社の状態 - 古くなった家電製品
→ EOL(サポート終了)を迎えたネットワーク機器の更改 - 家族内の意見をまとめること
→ プロジェクトリーダーとしてイニシアチブを取り、合意形成を行うこと - 引っ越し作業の段取りや日程調整
→ タスク洗い出し、WBS作成、スケジュール管理(ガントチャート)
規模は小さくても、
やっていることは立派なプロジェクトマネジメントでした。
今後の自分に活かせそうだと感じたこと
今回の経験から、
自分にとって大きな学びがありました。
- 規模の大小に関わらず、
問題解決の基本構造は変わらないこと - 異なる意見を持つ人たちをまとめるには、
正論だけでなく「納得感」が重要なこと - 目標を達成するためには、
ゴールを明確にした上で計画を立てる必要があること - 期限がある以上、
時には多少の強引さも必要になること
家の中の出来事ではありますが、
将来ITコンサルやプロジェクトマネジメントに関わる立場になったとき、
きっと役に立つ経験になると感じました。
おわりに
プロジェクトマネジメントというと、
大きなシステムや会社の話を想像しがちですが、
実は身近なところに学びの材料はたくさんあります。
今回の「お爺ちゃんの引っ越し対応」は、
自分にとってそんな気づきを与えてくれた出来事でした。
日常の中から学びを拾い上げられるかどうか。
それもまた、
これから目指す道に必要な視点なのかもしれません。

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