48歳。
焦りもある。不安もある。
派遣社員という立場。
同年代と比べれば、収入も決して高くはない。
社会的な肩書きも、誇れるようなポジションでもない。
それでも――
私は、これまでの人生を否定するつもりはない。
むしろ今は、こう思っている。
遠回りだったけれど、必要な道だった。
未練ではなく、「再定義」
模型業界への想い。
これは、ただの未練かもしれない。
でも、完全に手放せない。
新卒で入社した模型関係の会社。
毎日が楽しかった。
好きなことを仕事にする喜びを、私はあの場所で知った。
7年目に離れたあの業界に、
もう一度、何らかの形で関わりたい。
ただし、今度は違う立場で。
現場で模型を売る人ではなく、
業界を支える人として。
業務を整理し、
ITを翻訳し、
中小メーカーやチェーン店の現場改善を支援する。
それが、今の私の描いている未来だ。
私は「安定」よりも「自由」を選ぶ
年収800万〜1,000万円。
それは理想だ。
でも、必須ではない。
年収600万円でいい。
その代わり、
・時間の自由がある
・月に数回、模型業界の現場に入れる
・自分の意思で仕事を選べる
この方が、私にとっては豊かだ。
大きな組織を作るよりも、
必要に応じて専門家とチームを組む。
重たい組織ではなく、
軽やかな専門家でありたい。
積み上げ続ける自分でいる
ITパスポートから始まった学習。
情報セキュリティマネジメント、
その先にはCCNA、基本情報、応用情報。
資格はゴールではない。
市場価値を持ったまま、
いつでも戻れる状態を作る。
それは、家族への責任でもある。
もし挑戦がうまくいかなくても、
また会社員に戻れる。
だからこそ、
私は安心して挑戦できる。
50歳で動く
目標は50歳。
そこから、小さく始める。
月5万円でもいい。
現場を隅々まで見て回り、
レガシーシステムや紙管理を整理し、
低コストで効果の高い改善から実行する。
業績向上だけではない。
働く人の負担を減らし、
満足度を上げ、
業界全体が少しでも長く続くように。
それが私の役割になれたら、
これまでの遠回りは、すべて意味を持つ。
48歳の私へ
焦ってもいい。
不安でもいい。
でも、止まらなければいい。
私はきっと、こう言うだろう。
「有難う。そのまま焦らずに進め。」
ミッドライフクライシスは、
崩壊ではなく、再構築だった。
次に振り返るとき、
この48歳の決断を誇りに思えるように。
私は、進む。

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