「このまま進めていいのか分からない——現場で立ち止まった日」

建設中の工場現場で、タブレットを手に設備や状況を確認しながら考え込むIT担当者のイラスト 業務改善・IT戦略メモ

現場で、久しぶりに立ち止まった

最近、仕事のことで少し行き詰まっています。
技術的なトラブルというよりも、**「仕事の進め方そのもの」**に対する違和感です。

正直なところ、うまく言語化できずにいました。
でも、この状況はきっと私だけの話ではなく、
多くの現場で起きていることなのではないかと思い、
今日はそのまま書き残してみることにしました。


前提条件が曖昧なまま、プロジェクトが走り出していた

今回の案件は、新建屋に有線・無線LANを構築するプロジェクトです。

昨年7月、お客様への初期提案の段階で
「仮」の機器選定、「仮」のネットワーク構成を作りました。

本来であれば、

  • 情シスとの打合せで要件を詰め
  • 現場を確認し
  • 設計を固めてから契約

という流れになるはずでした。

しかし実際には、要件が十分に固まらないまま契約が成立し、
気づけばプロジェクトはそのまま走り続けていました。


設計が、現場の実態に合っていない気がする

仮の前提で選定した機器は、結果としてオーバースペックでした。
現地を見てみると、既存環境は家庭用に近い機器が中心。

「本当にこの構成が、お客様にとって最適だったのだろうか?」

そんな疑問が頭から離れません。

ただ、すでに機器は納品されています。
今さら設計を根本から変えることはできず、
“どう着地させるか”を考える段階に入っています。


スケジュールは誰のためのものか

さらに悩ましいのがスケジュールです。

  • 建屋の工事スケジュールは不明確
  • 内装が終わらなければ配線も設置もできない
  • それでも3月末までに検収を目指す流れ

一方で、お客様は「4月中旬から使えれば問題ない」と仰っています。

ここで感じたのは、
お客様目線よりも、会社側の売上都合が優先されているのではないか
という違和感でした。


「分からないまま進めていいのか」という不安

一番つらいのは、
「このまま進めていいのか分からない」という判断の部分です。

設定に必要な情報が何なのか、
どこまで決まっていて、どこが未確定なのか。

自分の知識不足、経験不足を痛感しました。

「先輩なら、もっと早く気づいて軌道修正できたのではないか」
そんな考えが頭をよぎります。


それでも、今は立ち止まっていい

ただ、今回の経験で一つだけ確信したことがあります。

「分からないことを、分からないと認識できた」
これは逃げではなく、前進だということです。

分からないまま突き進むよりも、
一度立ち止まり、整理し、確認する。

それは技術力以前に、
仕事の進め方として必要な姿勢なのだと思います。


将来、私が目指したい姿

今回の出来事を通して、
改めて自分が目指したい姿がはっきりしました。

業務を一緒に整理し、
ITを分かりやすく翻訳できる人。

技術だけでなく、
前提・要件・現場・スケジュールを整理し、
「このプロジェクトは何のためにあるのか」を言語化できる人。

そのためにも、
今の迷いや違和感を、きちんと経験として積み上げていきたいと思います。


数年後の自分へ

この記事は、
今まさに渦中にいる自分のための記録でもあります。

数年後に読み返したとき、
「この頃はこんなことで悩んでいたな」と
少しでも成長を感じられたら、それで十分です。

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